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tsukushi aoi
        
~~日常のちょっとした贅沢 アンティークリネン~~

新潟県糸魚川市の小さなアトリエで製作活動をしています。

海と山に挟まれた小さな雪国です。

私の好きなアンティークリネン、麻等を使いバッグ、布小物を製作しています。

アンティークリネンとの出会いはフランス留学時。毎週末開催される蚤の市が始めての出会いでした。

そのざっくりとした素材感、雰囲気に一目ぼれ、よくよく調べてみるとアイロンの当て布として使われていた物、キッチンリネンとして使われていた物等様々な用途で古くから使われていたことを知りました。

数少ないアンティーク生地を使うため一点物が大半です。

パッチワークの物はデザインは予め決めず作りながらデザインを調整していく物もあります。

デニム、革のように時が経つとともに風合いを増して経年変化する素材に魅力を感じています。

アンティークリネン、は主にヨーロッパから取り寄せた約100年ほど前の物をメインに使っています。

古い生地の為汚れている部分をはじき布目を通すのは一苦労。生地によって厚さ、伸縮具合が違う為バッグに適しているのかポーチに適しているのかを判断しなければなりません。どの芯を使うのかも変わってきます。

手間暇かけた分作品が完成、お客様に喜んで頂けた時の喜びは大きな物があります。

大好きなアンティークリネン。ざっくりとした麻の質感。 長い年月を経てきた風合い。

麻、リネンの特徴としては「吸湿性が高い」「乾きやすい」「繊維が太い」「綿に比べて強い」等があります。

これらの理由から古くからキッチン周り、ベッドのシーツ等日常の中で使われてきた素材です。

本場ヨーロッパで古くから愛されてきたアンティークリネンには時代の経過だけではなく日常の中で使ってきた人々の思いも閉じ込められています。

何度も洗濯されてクタクタになったキッチンタオル、個人のイニシャルの入った物、ベッドのシーツ、アイロンの当て布として使われてきた物。

どんな人が使っていたのだろう、どんな風に使っていたのだろう。 背景を感じられずにはいられない。

柄、厚さ、柔らかさ、全てバラバラの個性的なアンティークリネン、様々な思いの詰まったアンティークリネンをリメイクして一つの作品にします。

物だけではなく背景も伝えていきたい。

いいと思える物はリメイクして残していきたい。

きっと使い込む程手に馴染み愛着がわいてくるはず。

これから皆様の思いを重ねていってください。

今後は余裕があればアンティークリネンを探す為ヨーロッパの蚤の市を巡れたらいいなと思っています。

一点物が多く商品数が増やしにくい面もありますが小さくてもこだわりを持ってやっていきたいと思っています。

興味を持って頂いたことに感謝致します。

---------Designer-----------

 前原真之 Masayuki Maebara  

・文化服装学院通信服装科修了

・文化服装学院通信パターン科修了

・文化服装学院オープンカレッジでデザイン画、パターンを学ぶ。

・2004年  フランス留学

・2008年 「つくしあおい」スタート
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~すくすく育つ「つくしんぼ」のように
            「あおい」空めがけて。~